処女降誕教の祈り方 ご参考までに

神という言葉はひとつですが、神観は数限りなくあります。故に、神という存在に対する祈り方においては、何(どのような神)を尊崇の対象とし、どのように祈ればよいかが大切な問題となってきます。私が創始しました処女降誕教では、外在的超越神、キリスト、聖霊の三位一体としての存在が信仰の対象となります。ここでいう外在的超越神は、キリスト教諸教会が信仰する一神教の神(その名前は、エホバまたはヤーヴェと言われ、セクト的性格の強い唯一絶対神、全知全能の神、天地創造の神などと言われる場合があります)とは根本的に神観が異なるものです。私は、外在的超越神の経論によって、2000年前に神様のひとり子としてのイエス様がキリスト(人類の救い主)としてこの世界に送られた(初臨という)という奇跡を信じています。とともに、私は、イエス=キリストは聖霊によって処女マリアより生まれたという処女懐胎説を今日的に解明し、実証(再臨という)しようと考えている者として、次の祈り方を考案いたしました。私は、いかなるキリスト教諸教会にも属していませんので、直接、天に向かって祈ります。少しでもご参考になれば幸いです。

2000年前にイエス様をキリストとしてこの世界に送ってくださいました神様、(あるいは、宇宙を支配し、私たちすべてを創造された神様)、あなたにお祈りするひとときを感謝いたします。
[ここで祈る内容(自分自身の反省、感謝の気持ち、様々な心の願い、来世への願いや導き、死に対する恐怖心をやわらげる祈りなど)を言葉にして、天に向かって祈ってください。]
これらの祈りと願いを(御子イエス=キリストの御名によって)お祈りいたします。(アーメン)

※アーメンとは、「まことに」とか「確かに」を意味するヘブライ語です。

◎あなたが、現在、キリスト教やキリスト教信者に対して抱いている先入観や偏見を排除して、とにかく、ご自分の目で新約聖書の4福音(マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝)を読まれることをお勧めします。あなたの深層心理に働きかける何ものかが必ずあるはずです。

◎杉本自身は他の宗教を全く否定していませんので、他の宗教の祈り方で祈っても、また、宗教様式で葬儀など行っても一向にかまいません。

独居老人の孤独死や老後破産の増加、介護施設と介護人の不足、国費をかけすぎる終末期延命医療の問題などに対し、最後のセーフティーネットとして最低限、国がなすべきことと個人がなすべきことについて問題提起した『誰でもすぐ入居できる国営老人村構想』は、組織を組まない一宗教家がたどり着いた、宗教の社会的役割についての結論です。

※注意:ここで使うところの「処女」という言葉は、あくまでも神の秘蹟を証明する手段としてのマリアによる処女降誕を指すものとして用いており、処女と非処女の優劣を論じるような差別用語とは無縁であることをご理解ください。

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